朝起きた時の腰の痛み(寝起きの腰痛)
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腰痛
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朝目が覚めると腰が痛い…、起き上がるのに時間がかかる…、イテテてて…
という腰の痛み。
皆さん、程度の差はあれ、一度は経験をしたことがあるのではないでしょうか?
私も経験者ですが、朝から痛みで目が覚めるのはとても辛いです…。1日のスタートが憂うつになってしまうし、夜寝るのが怖くなる。これがとんでもなく強い痛みとなるともっと辛い…
病院に行って診察を受けると「異常がないですね。痛み止めと湿布を出しますね」と言われることが多いし、本当にこれで良くなるのかな?と疑問になることがある。
先日、このパターンの腰痛で施術を受けに来られた方がいました。
「朝が本当に辛いです…」
この方は、日中の腰の痛みはほとんどなく、朝の腰の激痛だけが辛いとのこと。珍しいと言えばそうですが、この朝の痛みの原因はどこに隠されているのでしょか?
ポイントは、大きく3つ考えられます。
①お腹の硬さの問題
②骨盤の歪み問題
③寝方(寝具)の問題
特に、①のお腹の硬さの問題は大注目ですね、かなり確率で、お腹の硬さが関与します。お腹がからむ痛みは、回復するまでに時間がかかることが比較的に多いので、焦らずにしっかりケアしていきましょう。
②骨盤の歪みの問題。腰痛に限らず、この骨盤というのはとても大切なエリアになります。骨盤の歪みを整えるだけで、痛みが軽減することは臨床上よくあることです。
③寝方(寝具)の問題。寝方には仰向け、うつ伏せ、横向き(左右)とあります。基本的に仰向けが理想とされていますが、痛みが強い場合、仰向けが辛いときがあります。そのような場合は、両膝を曲げてみる、横向きになる、などで寝ると楽になることが多いです。寝具の問題もあります。寝具はたくさんの種類があります。基本的にスポーツ選手などが使用しているちょっと高額な寝具はおすすめです。私も使っていますが、やはり寝具の差は歴然です。しかし、①、②がしっかりクリアできれば、この③の問題もクリアするケースが多いので、トータルして考えていた方が良いでしょう。
では次に、自分で出来る②の骨盤の歪みを解消する方法を紹介します。(行う場合は、充分に気をつけておこなってくださいね)
股関節の位置股関節の模型
↑↑↑
大腿骨と腰骨の間、ちょうど写真の位置です。そこにボール(野球の軟式ボール)を当て横向きになります。
↓↓↓
股関節のケア
↑↑↑横向きになり、自分の体重で刺激します。刺激が強過ぎないように注意しましょう。心地よい?、効いてるな?という感じのポイントを見つけて行います。一箇所にかける時間は約1分、3箇所ほどズラしながら、気持ち良くケアしていきましょう。
寝る前に行うと、朝起きる感じが少し変わるはずです。(行う場合は、もちろん自己責任でおこなってくださいね)
以上
朝起きたときの腰の痛み。なかなか改善しない場合は、厚木腰痛整体研究所に一度ご相談ください。