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ストレートネックとは、原因や潜む危険性について

ストレートネックとは、原因や潜む危険性について

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ストレートネックは、「スマホ首」とも呼ばれるように現代病のひとつとされます。スマートフォンが日常的に使われるようになり、「スマホ依存」が問題視されるようになる一方で、肩こりや頭痛などの症状を訴えるケースが増えています。

ここではストレートネックの診断方法や原因について解説したうえで、予防法や対処法を紹介します。

 

ストレートネックとは

ストレートネックは、英語表記すると「Straight neck」です。和製英語ですが、「まっすぐな首(頸椎)」と訳せます。

人間の頸椎は、緩やかなカーブを描いているのが正常ですが、何らかの原因でまっすぐな状態になっている場合をストレートネックと呼びます。ちなみに英語ではテキストを読むときに首が前傾してまっすぐになることから「text neck」 (テキストネック)や、軍人が姿勢を正したときに首がまっすぐになるイメージから「Military Neck」(ミリタリーネック)と表現することが多いようです。text neckは、日本でいう「スマホ首」を思わせます。

 

スマホ首とストレートネック

ストレートネックとスマホ首は、同じ状態を別の呼び方で表現したように捉えられることが多いようです。しかし厳密に解釈すると、少し違いがあります。

 

スマホ首

スマートフォン(スマホ)を見るときに、ほとんどの人は覗き込むような前傾姿勢になりがちです。正しい姿勢では首が緩やかなカーブを描いているのに、スマホを見るときは首がまっすぐな状態になってしまうため、指摘する意味を込めて「スマホ首」と呼ばれます。

スマホに限らず、デスクワークでパソコンを扱う際も前傾姿勢になることが多いため、「スマホ首」と呼ばれることがあります。本来はカーブを描いているべき首が、スマホやパソコンを使うときの癖から、まっすぐになってしまうシチュエーションを含めて「スマホ首」とたとえているのです。

 

ストレートネック

整形外科などを受診した際に、レントゲンやMRIにより画像で確認して、頸椎がまっすぐになった状態を「ストレートネック」と表現します。つまり「スマホ首」を続けていると、それが定着してしまい「ストレートネック」になると考えてよいでしょう。

 

ストレートネックかどうか自宅で分かる

「最近スマホばかり見ているからか、肩こりがひどくて眼も疲れやすいけどもしかしてストレートネックかも」、そんな心配がよぎったときは整形外科で診てもらうことをおすすめします。しかし、なかなか病院にいく時間がないという方は。自宅でチェックする方法もあります。

 

ストレートネックのチェック方法

ストレートネックかどうかを確認するには、何も置いていない壁が必要です。壁際に立ったら背中を向け、力を抜いた自然体で「かかと」、「お尻」、「肩甲骨」、「後頭部」を順番に壁にぴったりとつけてください。

その状態で後頭部が壁につかず、すき間ができていたらストレートネックが疑われます。また、後頭部がどれだけ壁から離れているかにより、頭が前傾している度合いが分かります。頭が離れているからと力を入れて後頭部を壁に付けた場合、今度はお尻が壁から離れるはずです。そうなるとストレートネックの可能性はかなり高くなります。頑張っても後頭部が壁につかないときは、ストレートネックがかなり進行している可能性があります。

 

壁に背中をつけてチェックするまでもなく、次のような自覚症状があるときは要注意です。

  • 以前よりも猫背になった

  • 寝違えることが増えた

  • 首や後頭部に張りを感じる

  • 頭を後ろに反らしたときや首を回したときに首が痛い

  • 首を動かすときしむような感じがする

  • 眼が疲れやすくなった

上記に当てはまる方は、できるだけ早めに整形外科を受診しましょう。

 

ストレートネックになる原因

スマホ・パソコン

ストレートネックは前述のようにスマホ首が原因のひとつですが、デスクワークでパソコンを使うときなども姿勢が悪いとストレートネックの原因になります。どちらもうつむいた前傾姿勢を長時間続けることで、首から肩にかけての筋肉が緊張してしまい、頸椎が本来あるべき緩やかなカーブを描けなくなるのです。

 

頭の重さと姿勢の関係

成人の頭の重さは、約4~6kgあるといわれます。スーパーなどで売られている1袋5kgのお米並みの重さを支えていると考えれば、背骨と首、肩、背中の筋肉にどれだけ負担がかかるか分かりやすいのではないでしょうか。うつむいただけで首にかかる負担は、頭の重さの数倍になるといわれます。下を向きすぎる姿勢や猫背、そして長時間同じ姿勢を続けることがストレートネックの原因となりかねません。

 

背骨のS字カーブと寝具

人間の背骨(脊柱)は、7個の頸椎(首)と12個の胸椎(胸)と5個の腰椎、骨盤部分の仙骨・尾骨からなっています。頸椎が緩やかなカーブを描いているように、背骨全体が緩やかなS字カーブを描いている状態が理想的とされます。

枕が合っていないために、就寝時に頸椎がカーブを描けないことがストレートネックの原因として考えられるため、寝具全体を見直してみる必要があります。敷き布団やマットレスが合っておらず、身体が沈み込んでしまうことにより背骨がS字カーブを描けないと寝ているあいだに、背中や首の筋肉が緊張してしまうからです。ストレートネックの原因になり得る寝具は、枕だけとは限りません。

 

ストレートネックによる症状

ストレートネックがひどくなると前述のような首や肩に出る症状だけでなく、吐き気やめまいがする、腕や手のしびれを感じることもあります。頸椎は背骨の一部であり、背骨のなかや周辺には多くの神経が通っているため、さまざまな症状を引き起こすからです。

ストレートネックが原因となり、自律神経の乱れから不調につながることもあるので注意が必要です。自律神経は、心臓や肺をはじめとする内臓の働きや体温をコントロールするため、眠っているあいだも働き続けています。主に日中の活動している時間帯に活発に働く「交感神経」と、夜間などにリラックスさせる役割を持つ「副交感神経」があります。

交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、不安や緊張感が強くなって自律神経失調症を起こすと全身のだるさを感じ、動悸、不整脈、不眠といった症状につながります。ストレートネックを原因とする症状が、首まわりだけにとどまらないのはそのためです。

 

ストレートネックの予防と対処法

正しい姿勢を心がける

ストレートネックを予防するには、何よりも正しい姿勢を心がけることにつきます。「スマホ首」と呼ばれるほど、スマホを扱うときはうつむいた前傾姿勢になりがちです。前傾姿勢にならないためには、イスに座って背もたれに背中を付けて、胸を軽く張って脇を絞ってスマホを目線の高さでみるようにします。

スマホ依存でうつむく姿勢に慣れているほど違和感があるかもしれませんが、スマホ首を改善するには正しい姿勢を覚えることがもっとも効果的です。スマホ首の癖が直れば、ストレートネックになるリスクもかなり低くなります。

前傾姿勢ではありませんが、ソファーやベッドに横たわってスマホを扱うことも不自然な姿勢が続くため、首に負担がかかります。目にもよくないのでおすすめしません。

デスクワークでパソコンを長時間使う方は、正しい姿勢を意識しましょう。スマホのときと同じようにイスに深く腰掛け、軽く胸を張れば前傾姿勢にならずにすみます。パソコンのディスプレイはできるだけ目線と同じか、すこし下を向く程度の高さに調整して、距離を40cm程度とるようにします。

 

体感を鍛える

スマホもパソコンも正しい姿勢を覚えてみることで、ストレートネックの予防効果が期待できます。しかし楽な前傾姿勢から、正しい姿勢に変えて維持するのは想像するよりも大変です。筋トレなどで姿勢を維持できるように、体幹を鍛えるとよいでしょう。

 

ストレッチをする

ストレートネックになったときに自分でできる対処法は、ストレッチが効果的です。デスクワークが続くときは、休憩をとって首をゆっくり回し、手で頭をゆっくり倒して首筋を伸ばすストレッチを行いましょう。

タオルを使ったストレッチはとくにおすすめです。タオルの両端を持ち、後頭部の下辺りに当てます。タオルを前方斜め上に向けて引っ張るように力を加えるのに対し、後頭部でそれを押し返すように力を入れる方法です。頸椎のストレッチになるとともに、首の筋力も鍛えられるためストレートネックの予防にもなりますし、不調改善の効果が期待されます。

 

ストレートネックに潜む危険性

ストレートネックについて原因や症状などを解説しましたが、「我慢できないほどの痛みではないから」とそのままにしておくと、頸椎ヘルニアなどを引き起こして症状が悪化する可能性があります。症状が悪化するために、早期に対処することをおすすめします。

整形外科を受診してストレートネックと診断されたら、改善する方法を整体院に相談してみるのもよいでしょう。

 

まとめ

ストレートネックをはじめ首の痛みには、さまざまな原因があります。整体的な観点でみると原因の多くは、筋肉の緊張と考えられるためそれを緩和することが重要です。

厚木腰痛肩こり整体研究所では、首や肩回りの筋肉の緊張をほぐす施術や、猫背を改善する姿勢矯正を行っています。ストレートネックにも効果的なタオルを使ったトレーニングや僧帽筋のストレッチ、肩甲挙筋のストレッチなども指導しています。首の痛みはそれほど気にならないときでも、首周りの筋肉が緊張しているとさまざまな不調につながります。整体施術によって症状の悪化を抑えることが期待されるため、スマホ首やストレートネックにお悩みの方はぜひご相談ください。

著者 Writer

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ハシモト クニユキ
橋元邦幸
東京の整体学校を主席で卒業し、厚木市で開業20年、約48,000症例と向き合う。腰痛・肩こりが自律神経と深い関わりがあることに着目して独自の整体法を考案。ひとつひとつの手技へのこだわり、丁寧な整体法として評判である。
整体師(AJCA)カイロプラクティック(AJCA)パーソナルトレーナー(NSCA-CPT)

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